著者紹介

 

 

ロバート・スポルディング Robert Spalding

 

アメリカ空軍で26年以上軍務につき、准将として退役。国家安全保障会議の大統領戦略計画の高官として、国家安全保障戦略の策定に中心的な役割を果たした。

 

国防総省では統合参謀本部議長付きの対中国戦略担当主任、安全保障の高官、中国駐在武官を務めた。

 

ミズーリ大学で経済学と数学の博士号を取得し、流暢な標準中国語を話す。

監訳者

『3ヶ国と独自のネットワークから情報を集め真実を紐解く』

河添 恵子 KAWASOE KEIKO

 

河添恵子はノンフィクション作家として、世界50カ国以上を取材している。80年代に中国への留学経験があり、ビジネスシーンでの通訳やアドバイザー、市場調査なども務めた経験から、中国の国内情勢はもちろん、中国政府や共産党、人民解放軍がいかにビジネスに関与しているか、中国の特殊な事情についても熟知している。

 

また、日本と中国の関係に限らず、長きにわたり「世界と中国との関係」を主テーマに作品を発表してきたことで高く評価されている。 毎日、数時間は中国語と英語で情報を収集。特に、中国共産党の規制が及ばないメディア、通称「裏メディア」からの情報収集はライフワークとなっている。世界各地に独自のネットワークも持つ。

 

日本人なら誰もが知る一部上場企業の幹部向けの講師やアドバイザーに指名されるなど、企業経営のリスクマネジメントや戦略のために、中国にまつわる知識と解析を役立てている。

 

すなわち、中国が世界で注目される存在になったことから中国を話題にする評論家と、35年以上の経験と語学力、国際情勢、歴史認識に裏打ちされた河添恵子の思考と解析は、別物であり特別と言える。

 

また、今では多くが知っている事実――北海道を中国マネーが爆買い――は、河添恵子による2010年6月の「週刊文春」のレポートが、日本で最初に全国に向けて発表したスクープなのだ。本人は「2年をかけて数名で密かに調査・取材をしてきた」と語っている。

 

さらに、同年には世界が近年、問題視している中国共産党による異国への侵食についても、『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)で衝撃的な事実を発表。アマゾンの2部門で半年以上、1位となる大ヒット作となった。

 

また、トランプ政権時代にようやく世界に周知された「中国共産党が仕掛けるアメリカ工作」についても、2011年に河添恵子が上梓した『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』が、外国人(日本人)による世界で最初のレポートと言える。

 

5年前には、通称「チャイナセブン」と呼ばれる中国共産党のトップ7人についても、他のチャイナウオッチャーとは異なる視点で予測し、7人すべてを当てたことでも知られている。

 

2010年以来、世界をパンデミックに陥れた新型コロナウイルスに関しても、いち早く「武漢ウイルス研究所」の存在を指摘し、ウイルスの正体についてもエビデンスをもとにアメリカ在住の専門家とともに解析を進め、『夕刊フジ』1面で年間30回近く発表するなど、特別な役割を担った。

 

「2016年から世界が大転換期にさしかかった」と独自のロジックで論文を綴り、2020年10月、公益財団法人アパ日本再興財団主催 第13回「真の近現代史観」懸賞論文で最優秀藤誠志賞を受賞。産経新聞や『正論』『夕刊フジ』『WiLL』などで執筆。

 

NHK、テレビ朝日系の報道番組でコメンテーターとしての出演も多数。Lucky FM茨城放送で月~木(21:00~21:55)の「ダイバーシティニュース」の第2火曜日レギュラーコメンテーター。ネットTV(未来ネット・WiLL増刊号等)にレギュラー出演中。

 

 

【主な著書】

 

・最新刊『習近平が隠蔽したコロナの正体 それは生物兵器だった⁉』Amazon〈中国エリアスタディ1位〉。
・『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)Amazon〈中国〉〈社会学概論〉は2部門で半年以上、1位を記録。
・『米中新冷戦の正体』(馬渕睦夫ウクライナ大使との共著)(ワニブックス)Amazon〈中国の地理・地域研究〉1位。

 

推薦文

三橋 貴明(経済評論家)

 

「2001年のWTO加盟以降、中華人民共和国、いや「中国共産党」はアンフェアなグローバリズムを展開し、今や世界の覇権国=アメリカに挑戦する立場を得ようとしています。

 

同時に、欧米諸国を先頭に、チャイナの覇権を阻止するべく、連帯した動きが始まっています。

 

人類の歴史を決定づける「チャイナ・グローバリズム」の行く末について、河添恵子先生以上に明瞭に、しかも「事実」に基づき語れる日本の論者を、三橋貴明は他に知りません。」

上島 嘉郎
(産経新聞「正論」元編集長)

 

「皆さんは「日中記者交換協定」の存在をご存知ですか。正式な国交のなかった昭和30年代末から、日本のマスメディアは中華人民共和国(中国共産党)が条件とした「政治三原則」を守らなければ中国に記者を常駐できませんでした。

 

①中国を敵視しない
②二つの中国をつくる陰謀に加担しない
③日中国交正常化を妨げない
――というものです。

 

三原則の③は、いまや有名無実ですが、相手国の方針に従うことを事前に約束するのでは、自由な報道・論評をはじめから放棄したのも同然です。

 

日本のマスメディアが伝える中国情報はこうした言語・情報空間の中にあります。これに縛られず、勇気をもって、重要な事実の発掘と発信を続けてきたのが河添恵子さんです。

 

日本を立て直すには「自由な中国批判」が不可欠です。現実に今そこにある危機を知るためにも、長年にわたる独自取材と、鋭い分析に裏付けられた河添さんの解説には大きな価値があります。」

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